2015年08月10日

明治時代のリング 佐原

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2015/08/05 バティヤがインドへ買い付けに行くので、成田空港まで送っていった帰りに、せっかくだからと、少し足を伸ばして佐原まで行ってきました。佐原は、関東で初めて、重要伝統的建造物群保存地区に指定された場所。レトロな感じがとてもいい。江戸時代の建物がそのまま残り、商店として今も現役で使われています。関西では近江八幡や京都あたりでこのような風景を目にするけれど、関東ではなかったのか、と改めて思った次第です。
 写真は、明治時代の金にダイヤモンドがセットされているリング。植田商店さんに展示されています。波がデザインされ、日本風です。お蔵の中から出てきたそうです。お願いして写真を撮らせてもらいました。他にも、江戸時代の笄や櫛、古い陶器などが飾られています。金のリングは、普通は、戦時中供出してしまっていて、このようにお蔵の奥から偶然出てくるというようなことがない限り、お目にかかることはできない大変珍しいものです。しかも、ダイヤモンドが入っているものは、数が少ないのではないでしょうか。手に取ったわけではありませんが、離れてみる限りでは、なかなか質の良いダイヤがセットされているように見えました。
アンティークフェアなどで、日本のリングをいつも探してはいますが、金やプラチナを使った明治時代のリングなどには、出会ったことはありません。時々、お客様から見せていただく程度です。貴重な体験でした。

佐原は、伊能忠敬生誕の地。50を過ぎてから、江戸で修行、数々の苦難を乗り越えて全国を測量した偉人です。中央の写真は、伊能の生家。そのころ、佐原は水路を利用して栄え、豪商たちが軒を連ねており伊能家もその一つでした。
国宝の伊能図は見事です。国宝に指定されたのは割合最近のようですが、素晴らしいです!小ぢんまりした博物館ですが、伊能忠敬記念館、機会がありましたら、ぜひ、足を運んでみてください。

ひとつ、面白いと思ったのは、伊能の測量隊に各地の大名たちが贈り物をするのですが、それを売って資金にしていて、展示されていた資料が、もらった布の質が良くないのでこれでは高く売れないので、もっと上等なものに変えて欲しい、差額は出すから、と書き記した手紙。
伊能隊が、各地で売った品が、もしかしたら、アンティークとして残っていたりするのだろうかと、想像すると、なんだかワクワクしますよね。もっとも、鰹節や、食料などが多かったようですが。

最後の写真は、古い明治時代の家を利用したイタリアンのお店。リストランテ カーザ・アルベラータさん。
中村屋商店の隠居所を改装したオシャレなお店。この日は猛暑で人が少なかったせいで、ランチをいただくことができました。普段は、なかなか入れないそうです。実は、日中歩いて、熱中症の一歩手前となり、一番近くのお店に入ろうと決めて、入店したのがここでした。ラッキー(^^♪。パスタのセットをいただきました。

帰りは、利根川沿いを取手までずっと走り、片側たんぼの、関東平野と空を堪能しながらドライブを楽しみました。
posted by まな at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする