
先ほど、戦国BASARA10周年祭〜十年十色の宴〜イベントから帰って来ました。年甲斐もなく、と思う方もおられるでしょうが、どうかお許しを。
お目当てはT.M.Revolution・西川貴教さんの歌ではありますが、ゲームはしない私でも、戦国BASARA自体も大好きなのです。
バサラパール(アラビア湾で採れる天然真珠。アンティークにはこの真珠が使われています。)PCで検索すると必ず戦国BASARAに行き当たり、伊達政宗や真田幸村が出てくるゲームらしい、でスルーしていました。
その後、西川くんとの関わりから、BASARAの内容を知ったわけですが、
あの発想の凄さには度肝を抜かれました!!!
英語交じりで話す伊達政宗、サルではなくゴリラのような豊臣秀吉,斬滅するカッコイイ石田三成、もうロボット化した最強本田忠勝、最近では若くて美しい金髪の千利休、etc.驚きの連続。それぞれのキャラのコスチュームも強烈。
(私も若かったら、政宗様〜♡となっていたかも。あ、好きなキャラは、アニメの竹中半兵衛です♡(笑)でも、若い女性の皆様には2次元より3次元の恋人を見つけてほしいです。)
どこからこんな発想ができるのか?尊敬です。
でも、案外、英語ではなかったかもしれないけれど、海外に目を向け使節団まで送った伊達政宗が、外国語交じりで話していてもおかしくはないのでは?
そんなこんなで、婆娑羅大名の本を読んでみたり、漫画「へうげもの」にもハマりました。
その時代の大名たちが西洋の兜を利用して兜を作ったりしたこと、
織田信長は、舶来品好きであったこと、
戦国時代が終わり、徳川の世になってからは、質実剛健で婆娑羅大名たちはいなくなってしまったんですよね。
もし、織田信長がもう少し長生きして、豊臣の世が続いていたら、日本人ももう少しジュエリーをつけていたんじゃなかろうか?と、思ってみたりもするのです。ただ、その時代は、名物1つで一国と同じ価値があったわけだから、儚げな焼き物達に価値を見出し、変わらぬ光を醸し出すダイヤモンドやジュエリーは日本人には魅力が薄かったでしょうけれど。
インドではその真逆で、儚げなものには価値を感じず、強く変わらないものを好む。島国と大陸の差でしょうか。
弊社にも日本から渡来し、里帰りしたサンゴの仏像があります。
また、マハラジャの写真集には、日本の兜が飾られている写真があります。
戦国時代にも外国との交易があり、はるかヨーロッパなどからも、珍しい品々が織田信長のところへとどいていますよね。インドのジュエリーも信長がつけていたんじゃないか、なんて想像してみたりします。
「天竺の王は金や金剛石を身に着け、それが武人の嗜みとか。金剛石は光り輝き、この世のどんなものより硬く強い。まるで私のようではないか。」なーんて言ってネックレスをつけていたんじゃないかと

戦国時代は、ジュエリーにとっても興味深い時代だと思っています。
奇想天外な戦国BASARAですが、バサラ・婆娑羅自体が仏教用語のVAJURA(金剛)が語源とか。インドの言葉です。とてもとてもうれしいご縁をいただいているように思います。
戦国BASARAの想像力をお手本に、ジュエリーへの想像力をもっと豊かにしたいと思います。
こんなご縁を作ってくれた西川くんに感謝。
今日のイベは、声優さんたちもステキでした(^_^)