2016年10月19日

ブログ10周年

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このブログも始めてからそろそろ10年が経ちます。

はじめての日記が2006年11月6日でした。

株式会社ラジインディアを立ち上げてから10月29日でまる20年。

インドにこだわり、

インドのいいものをご紹介するという信念は今も変わらず持ち続けています。

インドのアンティークジュエリーという分野は、特殊でなかなか難しい分野です。

ラジプート出身のバティヤでなければ、扱うことはできなかったと、

今となってもつくづく実感しています。

私達が紹介しなければ、本当の古き良き時代のインドアンティークジュエリーは、

皆さんの目に触れることはなかったでしょう。

なんでも鑑定団に鑑定士として出演させていただいたことも、強い思いがあったからこそ、

導いていただけたのだと思います。

インドのジュエリーのいいところは、真っ直ぐで、一本筋の通った、最高の地球の産物を最大限に生かしてい

るというところだと思っています。


写真は、アンティークのライオンのヘッドが美しい豪華なブレスレット。

金のパイプを糸鋸でくり抜き、エメラルド、ルビー、ダイヤモンドをセッテイング。

金をたっぷり使っているので、かなり重量があります。

デザイン・細工共にインドジュエリーの最高峰といえる逸品です。

西欧の名だたるジュエラー達も、これらのインドのジュエリーを参考にし、インスパイアされています。


この美しい逸品をぜひ見にいらしてください✨✨


posted by まな at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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金木犀のシーズンもあっというまに過ぎ、10月も半ばを過ぎました。、夏が忙しかった分、余計に月日の過ぎる早さを実感しています。
数日前、那須岳に行ったのですが、山頂が赤く染まっていました。もう、紅葉が始まっているのですね。
私としては、まだ、紅葉シーズンが来てくれない方が、心の準備ができていないので、良いかな、と思っています。夏があまりにも忙しかったため、暑かったのと仕事をしたことしか覚えていないので季節感を感じることができず、いきなり紅葉シーズンはちょっと辛いかな、というところです。

那須フラワーパークでは、赤と黄色のケイトウがきれいなストライプ模様に植えられていて、見事でした。

さて、只今、バティヤはインドに買付中です。
先ほどの電話では、ラトラムにいるそうです。

私は日々、やり残してしまった雑務などをやっております。

9月、10月と天候が良くなかったですね。
あちこち仕事に行かせていただきましたが、悪天候の中、お越しくださいましたお客様ありがとうございました。
いつもお客様には感謝しております。
posted by まな at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月09日

柏そごう

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柏そごう、2016年9月30日をもって閉店となりますね。今回で最後の出展になるでしょうか。
とても寂しいです。

千葉県柏市は、石山バティヤが幼稚園・小学校を過ごした場所。
ですから、柏そごうは、とても親しみのある、思い出深い百貨店です。
1973年10月に柏駅東口に華々しくオープンした柏そごう。私も母に連れられ、オープン記念の粗品をもらった記憶があります。子供のころ、白亜の三角窓の百貨店は夢のお城のようでした。
今回、本館とスカイプラザを繋ぐ連絡通路では、柏の今昔の写真展が開かれており、昭和48年当時は、まだまだ普通の住宅が柏駅周辺にも多く、柏そごう、丸井、少しあとからできた高島屋が際立っていました。
当時のことを思い出すと、次々に懐かしい思い出が浮かんできます。
柏駅とそごうを繋ぐぺデストリアンデッキに当時の名残はぼとんどないのですが、1階部分に少しだけ、花の模様に組んだタイルと黄色と赤茶色の当時のままのタイルが残っていて、懐かしくてついそこを通っていました。

そごう本館は取り壊されてしまうのでしょうか?築43年ですから、老朽化は激しいでしょう。

スカイラウンジから柏の景色をもう一度眺めてみたかったな。
機会があれば、閉店するまでに一度、14階のレストランへ行ってみたいと思っています。

ちょっと一段落ついたので、今日は、道の駅まで新鮮な野菜を買いに行ってきました。

関宿城の売店で売っているピーナツもゲットしてきました。

江戸川の土手は緑が美しく、様々な鳥たちがさえずり、自然の力で疲れを癒してもらいました。

最後の写真は、くにくに展の看板。歌川国芳、大好きなんです。国貞は繊細で美しい。
それでは、また。




posted by まな at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月16日

高松三越?直島でまったり

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高松三越 アジアンフェスティバル、お越しくださいましたお客様、ありがとうございました。
昨日、無事終了しました。

明後日18日より、梅田大丸15階にてワールドバザールに出展します。
大阪のお客様、お待ちしています。

さて、ベネッセミュージアムのカフェでこのブログを書いています。雨ですが、新緑がきれいで、だらだら、まったりする、という目標は達成されています(笑)
月曜日でこの美術館以外はクローズ、食べるところさえない上、この天気の悪さ。観光客はほぼほぼ外国人の方しかいません。

オープンカフェで、
片耳は、大好きな西川くんの歌、右耳は小鳥のさえずりを聴いています。
うぐいすも鳴いていますよ♪
T.M.Rとうぐいす・この海の眺めのコラボもアートです!

ここには、アート作品が各所にあり、草間彌生氏の作品もドカーンとあります。(写真)
草間彌生氏といえば、数年前、ルイ・ヴィトンのショウウィンドウのディスプレイがそうでした。が、恥ずかしながら、水玉模様のイメージしかなく、教えてもらうまで、デビルマンに出てくる妖獣にしか見えず、我ながら(^^;;です。レベル低し!

現代アートは、あまり見ないのですが、頭を空っぽにして、惹かれるもののみ、ゆっくり鑑賞させていただきました。地下階にある、ムシャムシャとか言っている作品。怖い。今夜夢に出て来そうです。正直、あの作品のおかげで、気味が悪くて声の聞こえないところまで逃げてしまったので、ゆっくり見れなかったのでした。

そろそろお暇します。
雨の中を歩かなきゃ。
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2016年04月17日

萩尾望都展

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明後日19日まで、吉祥寺東急8階でお仕事をしています。

今日は、早番なので帰りに武蔵野市立吉祥寺美術館に寄って来ました。
萩尾望都展(入場料100円!)

今、荻窪を過ぎても座れませんが、元気を貰ったので、ついてなぃ!なんて思ってません(笑)

若い方にはもしかしたら、あまり馴染みがないかもしれませんが、私の世代ではドストライクな少女漫画さんです。私より、ちょっと上の方かも知れません。私には、絵が怖くて読めなかったですから。
代表作は、『11人いる』などがあります。私は、この物語はドラマ化され、私はドラマから先に入り、あとから原作を読んだと思います。

とにかく、世界観に圧倒された!
このひと言。

素晴らしい世界観。

展覧会に足を運んだのは、懐かしいものを見たら、何か元気でも出るかな?の軽い気持ちから。

私は初期の作品しか知らないし、竹宮恵子さんの作品と混同しているものもありました。

ところか、一貫して筋の通った作品群と、イメージの豊かさ、美しさ。

こんなに感動したのは久しぶりです。

私は首都高速のレインボーブリッジからの、夜景が大好きで、余裕がある時は必ず通ってもらうのですが、先日、日没後の1番きれいな時間なのに、感動することもなく、心に響くものを感じられなかったのです。我ながら、こんなに、荒んでしまったのかと悲しかったのですが、この展覧会を見て、まだ、感動する心が残っていたのだとわかったことも、とてもありがたかったヾ(@⌒ー⌒@)ノ

というわけで、5/29まで開催されていますので、お時間のある方、ぜひ、足を運んでみてくださいませ。
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2016年03月06日

BASARA・バサラ真珠、婆娑羅とジュエリー

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先ほど、戦国BASARA10周年祭〜十年十色の宴〜イベントから帰って来ました。年甲斐もなく、と思う方もおられるでしょうが、どうかお許しを。
お目当てはT.M.Revolution・西川貴教さんの歌ではありますが、ゲームはしない私でも、戦国BASARA自体も大好きなのです。
バサラパール(アラビア湾で採れる天然真珠。アンティークにはこの真珠が使われています。)PCで検索すると必ず戦国BASARAに行き当たり、伊達政宗や真田幸村が出てくるゲームらしい、でスルーしていました。

その後、西川くんとの関わりから、BASARAの内容を知ったわけですが、
あの発想の凄さには度肝を抜かれました!!!
英語交じりで話す伊達政宗、サルではなくゴリラのような豊臣秀吉,斬滅するカッコイイ石田三成、もうロボット化した最強本田忠勝、最近では若くて美しい金髪の千利休、etc.驚きの連続。それぞれのキャラのコスチュームも強烈。
(私も若かったら、政宗様〜♡となっていたかも。あ、好きなキャラは、アニメの竹中半兵衛です♡(笑)でも、若い女性の皆様には2次元より3次元の恋人を見つけてほしいです。)

どこからこんな発想ができるのか?尊敬です。

でも、案外、英語ではなかったかもしれないけれど、海外に目を向け使節団まで送った伊達政宗が、外国語交じりで話していてもおかしくはないのでは?

そんなこんなで、婆娑羅大名の本を読んでみたり、漫画「へうげもの」にもハマりました。
その時代の大名たちが西洋の兜を利用して兜を作ったりしたこと、
織田信長は、舶来品好きであったこと、
戦国時代が終わり、徳川の世になってからは、質実剛健で婆娑羅大名たちはいなくなってしまったんですよね。
もし、織田信長がもう少し長生きして、豊臣の世が続いていたら、日本人ももう少しジュエリーをつけていたんじゃなかろうか?と、思ってみたりもするのです。ただ、その時代は、名物1つで一国と同じ価値があったわけだから、儚げな焼き物達に価値を見出し、変わらぬ光を醸し出すダイヤモンドやジュエリーは日本人には魅力が薄かったでしょうけれど。
インドではその真逆で、儚げなものには価値を感じず、強く変わらないものを好む。島国と大陸の差でしょうか。
弊社にも日本から渡来し、里帰りしたサンゴの仏像があります。
また、マハラジャの写真集には、日本の兜が飾られている写真があります。
戦国時代にも外国との交易があり、はるかヨーロッパなどからも、珍しい品々が織田信長のところへとどいていますよね。インドのジュエリーも信長がつけていたんじゃないか、なんて想像してみたりします。
「天竺の王は金や金剛石を身に着け、それが武人の嗜みとか。金剛石は光り輝き、この世のどんなものより硬く強い。まるで私のようではないか。」なーんて言ってネックレスをつけていたんじゃないかと
戦国時代は、ジュエリーにとっても興味深い時代だと思っています。
奇想天外な戦国BASARAですが、バサラ・婆娑羅自体が仏教用語のVAJURA(金剛)が語源とか。インドの言葉です。とてもとてもうれしいご縁をいただいているように思います。
戦国BASARAの想像力をお手本に、ジュエリーへの想像力をもっと豊かにしたいと思います。

こんなご縁を作ってくれた西川くんに感謝。
今日のイベは、声優さんたちもステキでした(^_^)

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2016年01月26日

始皇帝と第兵馬俑展

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2016初めてのブログです。
みなさま、本年もよろしくお願いいたします。

前々から行きたかった兵馬俑展行ってきました。
子供の頃、ニュースで見た始皇帝陵を夢に見たくらい印象深く心に残る何かがある兵馬俑、数回は単独で見たことがあったのですが、こんなにたくさん本格的に見られるのはとてもうれしい!

忘れないうちに、上野公園で、オレンジショコララテをいただきながら、ブログを書こうと思います。
オレンジフレーバーが、甘くておいし〜い。

紀元前3世紀のものとは思えない精巧な作りと保存状態のよさ!すごいです。
各々の表情、姿は生きている人そのもの。秦の方は中央アジア的で、日本人とは顔立ちが違いますね。
posted by まな at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月14日

ラピスラズリの話

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美しい瑠璃の石、ラピスラズリ。
クレオパトラは、アイシャドウに使い、
インドでは、タージマハルの壁面の大理石の象嵌細工に使い、細密画の青の絵の具として大切にされていました。
日本でも、日本画の絵の具として使われていますね。

石言葉は、あらゆる願い事を叶える石。大変人気があります。

ラピスラズリのアクセサリーを、たくさんお持ちのお客様も多いです。

また、ラピスラズリには、不思議な逸話も多く、実際の体験談としてお客様からお聞きすることも多々あります。

さて、不思議な話はまた別の機会にすることにして、今回は、インドの研磨の良さを、知ってもらいたいと思います。

日本で扱われているラピスラズリのネックレスなどは、中国(香港)カットのものがほとんど。研磨の際のワックスが多く、最終の仕上がりも、コーティングされ、光り輝いてはいますが、ルーペで覗くと、厚いワックスの層の向こうにラピスラズリの石の表面が見えます。

インド研磨のラピスラズリは、仕上げは、ナチュラル。ルーペで見ても、厚いワックスがなく、自然な石そのものです。その代わり、中国研磨のものより、多少、光の反射が弱いでしょうか。
同じ反射なら、インド研磨のラピスラズリは、不自然さがなく、とても美しいです。

香港仕入れの業者さんだと、たぶん、私の言っている意味はわからないと思います。
インドには、香港仕入れで使われる、AAAというランク付けも使いません。
ラピスラズリが金庫から、うやうやしく出てくることもありません。

なぜか。

もともとは壁面の装飾の石だったから、なのです。ラピスラズリは、アフガニスタン産が最も美しく、古い時代から、装飾用にインドに入ってきていました。
その伝統を受け継いで、ラピスラズリは、自然の美しさを最大限に生かした形でインドではカットされているのです。

弊社でも、香港研磨とインド研磨の両方があります。好みなのですが、ラピスラズリが大好きと、おっしゃる方は、なぜかインド研磨を選ばれます。どこで研磨されたかのお話はしていなくても。本当に不思議です。自然の力は大きいのでしょう。

こだわり過ぎなのかもしれませんが(^ ^)

ただ、最近は、過度にコーティングをしたものが出回っており、安価ですが、低質のラピスラズリにニスを塗ったものなどは、好みですが、購入の際には気をつけられた方がいいと思います。

最後に、ラピスラズリは、値上がりが激しいです。迷われている方は、お早めのご購入をお勧めします。

▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣
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2015年08月10日

明治時代のリング 佐原

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2015/08/05 バティヤがインドへ買い付けに行くので、成田空港まで送っていった帰りに、せっかくだからと、少し足を伸ばして佐原まで行ってきました。佐原は、関東で初めて、重要伝統的建造物群保存地区に指定された場所。レトロな感じがとてもいい。江戸時代の建物がそのまま残り、商店として今も現役で使われています。関西では近江八幡や京都あたりでこのような風景を目にするけれど、関東ではなかったのか、と改めて思った次第です。
 写真は、明治時代の金にダイヤモンドがセットされているリング。植田商店さんに展示されています。波がデザインされ、日本風です。お蔵の中から出てきたそうです。お願いして写真を撮らせてもらいました。他にも、江戸時代の笄や櫛、古い陶器などが飾られています。金のリングは、普通は、戦時中供出してしまっていて、このようにお蔵の奥から偶然出てくるというようなことがない限り、お目にかかることはできない大変珍しいものです。しかも、ダイヤモンドが入っているものは、数が少ないのではないでしょうか。手に取ったわけではありませんが、離れてみる限りでは、なかなか質の良いダイヤがセットされているように見えました。
アンティークフェアなどで、日本のリングをいつも探してはいますが、金やプラチナを使った明治時代のリングなどには、出会ったことはありません。時々、お客様から見せていただく程度です。貴重な体験でした。

佐原は、伊能忠敬生誕の地。50を過ぎてから、江戸で修行、数々の苦難を乗り越えて全国を測量した偉人です。中央の写真は、伊能の生家。そのころ、佐原は水路を利用して栄え、豪商たちが軒を連ねており伊能家もその一つでした。
国宝の伊能図は見事です。国宝に指定されたのは割合最近のようですが、素晴らしいです!小ぢんまりした博物館ですが、伊能忠敬記念館、機会がありましたら、ぜひ、足を運んでみてください。

ひとつ、面白いと思ったのは、伊能の測量隊に各地の大名たちが贈り物をするのですが、それを売って資金にしていて、展示されていた資料が、もらった布の質が良くないのでこれでは高く売れないので、もっと上等なものに変えて欲しい、差額は出すから、と書き記した手紙。
伊能隊が、各地で売った品が、もしかしたら、アンティークとして残っていたりするのだろうかと、想像すると、なんだかワクワクしますよね。もっとも、鰹節や、食料などが多かったようですが。

最後の写真は、古い明治時代の家を利用したイタリアンのお店。リストランテ カーザ・アルベラータさん。
中村屋商店の隠居所を改装したオシャレなお店。この日は猛暑で人が少なかったせいで、ランチをいただくことができました。普段は、なかなか入れないそうです。実は、日中歩いて、熱中症の一歩手前となり、一番近くのお店に入ろうと決めて、入店したのがここでした。ラッキー(^^♪。パスタのセットをいただきました。

帰りは、利根川沿いを取手までずっと走り、片側たんぼの、関東平野と空を堪能しながらドライブを楽しみました。
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2015年07月08日

大川内山鍋島乾山展

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ご無沙汰しております。
サントリー美術館で開催中の〈着想のマエストロ 乾山 見参!〉展、行ってきました。ポスターのお皿の写真は、裏側で、表は花の意匠なのです。乾山
見参!にふさわしい着想です。皆様も
、お時間ありましたら、ぜひ、表側を見にお出掛けください!
もう1枚招待券がありますので、ご希望の方は、ご連絡を!

さて、先週、佐賀の大川内山へ鍋島を見に行ってまいりました。
鍋島は、乾山とは、対比をなすもの。乾山が、自由奔放な意思で作陶したのに対して、鍋島は、鍋島藩御用達であり、お殿様への門外不出の献上品を、山奥の窯で作っていたのです。
乾山の展覧会にも、鍋島が比較として展示されていました。
1週間ぶりに見る鍋島。私は、わざわざ、訪れたように、鍋島の方が好みです。豪快な乾山に対し、鍋島は、透明とも言える白く透き通った地に繊細で華やかな図柄。自由さは、制限されていました。
1枚小皿でも、と思っていましたが、予想以上の高額でした。8センチくらいのお皿で2万円!佐賀牛より、鍋島と思っていたのですが、ゴールデンウィークの陶器市で売れてしまい、種類がないそうで、9月の東京 池袋
東武百貨店での展示会で、見せていただくことにしました。
サントリー美術館にも、鍋島のレプリカが売っていましたが、やはり、小さくても本物を手に入れたいと思います。鍋島は、でき上がるのに半年はかかり、東京の展示会に向けて今、作っているそうです。

伊万里のホテルから、大川内山までの交通手段がなく、思い切って5キロの道のりを歩くことにしたのですが、段田を見ながら、佐賀の自然を満喫でき、いつのまにか自然に癒されていたみたいです。

それでは、また。
posted by まな at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする